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グッジョブ&バッジョブ
Title:

「おーっ、待ってるよ」

update:
08.11.18
先日、ある休日の日曜日の午後の出来事でした。

僕は久しぶりに大きなスクリーンで映画でも見たい気分になり、車で自宅から10分程度のシネコン
(映画館が10くらいまとめてくっついている最近流行りのパターンの映画館)に向かった。

大型の立体駐車場に入ったところ、やはり日曜けっこう混んでいるようで
3階到着 「ただいま満車」
4階到着 「ただいま満車」
結局、屋上まで連れていかれ結局屋上に駐車。

その後、まずチケット購入後、昼飯を食って、お茶を飲んで映画を観賞。...
そんなこんなで、映画も終わり、外も暗くなってきたのでそのまま帰ろうと駐車場に向かった。

駐車上で車を探し、乗り込もうとしたときだった。
僕の視界の隅の方で駐車場から外へ出るための車の列が目をかすめた
「まあ、日曜だし出るのに少し時間かかるのかな~」程度のものだったが、いざ車に乗りその列の
最後尾についてみるとわりと長めの列である事が確認できた。

「15分くらい待たされるのかな~」くらいの感覚でその悪夢はスタートした。

車は思ったより進まない。5分たって50cmくらい。
「ハマった」今日、映画を見に来た事を後悔したが「もうこの状況を受け入れるしかない」がんばれ俺。

15分経過気すこし動いた。

30分経過またすこし動いた。

45分経過屋上の出口までを100とすると50くらい動いた。

60分経過屋上の出口までを100とすると65くらい動いた。

1時間30分経過、いまだ屋上、屋上の出口までを100とすると80くらい動いた。

しかし、ここに来る人は毎週こんな苦行に耐えているのだろうか?
さらっと書いているがこの段階で完全に僕の怒りメーターは限界を超えた。

と、その時薄暗い視界の前方から駐車場の警備員が見えた。どうも1台1台の車に状況を説明してい
るようだ。たぶん「どうなってんじゃー」的な事をみんなから言われ状況を説明しているのだろう。

そして、僕の車の横まで来たくらいのタイミングで僕ははちきれそうな勢いのまま運転席の窓を開けた。当初のシミレーションでは「どーなってんのこの状況!」くらいから入るつもりでいたその瞬間
向こうが微妙に先に切り出した。

本当に申し訳ないというオーラをかもし出しながら
「すみませーん。本当に。やっぱりお客さんも1時間以上待たれてます?」

「おーっ、待ってるよ」声には出さず、心の中で返しながらも完全にこっち側の感情を100%把握しているこの警備員のきりだし方にこちっは拍子ぬけした。



実にワンダフル。

僕のはちきれそうな「苦情言いたい、言いたい」の勢いを、この絶妙なタイミングの一言でこの
この警備員はしぼませやがった。実に敵ながら状況を把握したこれ以上ないという話しの入りだった。


 

(※グッジョブ)

good job bad job